基本構造には、優れた耐久性と剛性を実現する鉄筋コンクリート造が採用され、入念な検査で耐震性の高い建物の実現が追求されています。また敷地内にて綿密な地盤調査が実施され、N値 ※150以上の強固な支持地盤に到達する28本の場所打ちコンクリート杭を施行(アースドリル工法)した上で、地下1階大梁下に免震装置を設けた基礎免震構造が採用されています。免震装置は地震の力を逃がし、激しい揺れを低減させるため、家具や什器などが転倒しにくくなるとともに、建物の被害が抑制されます。
※「N値」とは、標準貫入試験により測定される地盤の強度等を求める試験結果数値。ボーリングによって掘削された孔内で63.5Kgのおもりを75cm自然落下させて孔底を打撃し、30cm貫入するまでの打撃回数を指し、地盤の強度を表す指標としています。
※免震構造体概念CGは図面を基に描き起こしたもので、実際とは異なります。
STRUCTURE 構造
「心地よい永住性能」を追求

5種の免震装置をバランスよく配置
地震のエネルギーを吸収し、建物の揺れを低減させる免震装置がバランスよく配置されています。
錫プラグ入り積層ゴム支承

天然ゴム系積層ゴム支承

直動転がり支承

弾性すべり支承

オイルダンパー

独自の主体構造「Sulatto1」

コア部に応力を集中させ、外周部に扁平梁を用いて従来よりも開放感の高い住空間を実現させる架構形式「SuKKiT」に、地震力を逃がす免震構造を組み合わせた、独自の主体構造「Sulatto1」が採用されています。必要な強度を確保しながら、居住空間における柱や梁の太さ・厚さが軽減されています。バルコニー側の大梁は650mm厚の扁平梁とし、これによりハイサッシの採用が可能となっています。
高強度コンクリート
コンクリート耐久設計基準強度の概念を導入し、柱・梁・床といった構造躯体については設計基準強度を30N/mm²※以上とし、一部には最大48N/mm²の高強度コンクリートが採用されています。
※「30N/mm²」とは、1m²あたり約3,000トンの圧縮に耐えられる強度を意味しています。
※「30N/mm²」とは、1m²あたり約3,000トンの圧縮に耐えられる強度を意味しています。
スクライム工法
梁などの主要構造部に現場打ちコンクリートを設けないオールプレキャストコンクリートとする「スクライム工法」が採用されています。高品質の構造躯体を構築し、各部位に適したコンクリート強度にされています。
高効率ボイドスラブ
スラブに必要な厚みや内部鉄筋に対するかぶり厚を確保しながら、従来施工の際に生じてきた余分な部分の厚みが解消されています。スラブの重量を軽量化し、構造全体にかかる余分な負担が軽減されています。
※物件画像は竣工時に撮影された画像となります。
※イラストはすべて概念図であり、実際とは異なる場合があります。
※上記の内容は分譲当時のHP・パンフレットに記載されている内容を基に掲載しており、現状と異なる場合があります。